How language shapes the way we think
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認知科学者のレラ・ボロディツキーは、TEDトーク「言語はいかに我々の考えを形作るのか」のなかで、世界で使われている約7,000の言語は、それぞれ異なる音、語彙、構造をもっていて、それらの要素が、話者の方角感覚や色の見分け方、数の概念や出来事の描写方法などの認知をかたちづくっていると説明している。 たとえば、「橋」という単語はドイツ語では女性名詞、スペイン語では男性名詞で、橋を表現するときにドイツ語話者は「美しい」や「優雅」といった女性的な言葉を使い、スペイン語話者は「力強い」といった男性的な言葉を使う傾向があるという。